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【01】周期表の元素記号で一度も使われていないアルファベットは何と何?

周期表には、原子番号1の水素から110番のダルムスタチウムまで、110種類の元素の元素記号が書かれています。元素記号は1文字もしくは2文字の英語のアルファベットから出来ており、世界共通の化学の言葉(化学のアルファベット)です。大文字と小文字を区別しないで考えたとき、AからZまでの26種類のアルファベットのうち元素記号として一度も使われていないアルファベットが2つあります。それは何と何でしょうか?

ヒント:一番多く使われているのは、“R”です。Ar, Cr, Br, Kr, Rb, Sr, Zr, Ru, Rh, Pr, Er, Re, Ir, Rn, Fr, Ra, Lr, Rfと18種類もの元素記号に登場しています。

 ※111番元素はレントゲニウム(Rg)となる可能性があり、もし将来そうなったらもう1種類増えて、“R”は19種類の元素に登場することになります。

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【02】赤い光と緑色の光を混ぜると、何色になるでしょうか?

懐中電灯を2本用意し、1本には赤いセロハンを、もう1本には緑色のセロハンを貼ります。部屋を暗くして白い壁に2本の懐中電灯の光を照射したとき、赤い光と緑色の光が混ざった箇所は、何色に見えるでしょうか?

ヒント:赤い絵の具と緑色の絵の具を混ぜたときとは、色が違います。

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【03】青い光と黄色の光を混ぜると、何色になるでしょうか?

懐中電灯を2本用意し、1本には青いセロハンを、もう1本には黄色のセロハンを貼ります。部屋を暗くして白い壁に2本の懐中電灯の光を照射したとき、青い光と黄色の光が混ざった箇所は、何色に見えるでしょうか?

ヒント:青い絵の具と黄色の絵の具を混ぜたときとは、色が違います。

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【04】銅と亜鉛を混ぜると、何になるでしょうか?

2種類の金属、銅と亜鉛を用意し、高温に加熱して溶かすことによって銅と亜鉛を混ぜます。冷やすと銅と亜鉛が混ざった合金ができあがります。この銅と亜鉛の合金は、何という名前で呼ばれているでしょうか?

ヒント:この銅と亜鉛の合金は、私たちの生活のなかでよく使われています。この合金でできた楽器で演奏する楽団のことも、この合金の名称(英語名)を冠して呼ばれています。

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【05】銅とスズを混ぜると、何になるでしょうか?

2種類の金属、銅とスズを用意し、高温に加熱して溶かすことによって銅とスズを混ぜます。冷やすと銅とスズが混ざった合金ができあがります。この銅とスズの合金は、何という名前で呼ばれているでしょうか?

ヒント:この銅とスズの合金は、私たちの生活のなかでよく使われています。この合金でできた銅像がよくあります。

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【06】鉄の表面に亜鉛めっきしたものを、一般に何と呼ぶでしょうか?

鉄板(鋼板)の表面を亜鉛でめっきしたものは耐食性が比較的よく、屋外で使われています。耐食性がよいといっても、何年間も経つと腐食してくるのですが、値段が安いためよく使われているのです。

ヒント:この板は、昔はよく屋根に使われていました。現在でも、価格が安いこともあって屋外看板によく使われています。

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【07】鉄の表面にスズめっきしたものを、一般に何と呼ぶでしょうか?

鉄板(鋼板)の表面をスズでめっきしたものは耐食性が比較的よく、私たちの生活の身近な場面でいろいろ使われています。

ヒント:缶詰はこの板でできています。液体の入ったビンの王冠もこの板が原料です。オモチャにもよく使われています。

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【08】金箔(金ぱく)に透かして白い光を見ると、何色に見えるでしょうか?

金箔(金ぱく)は、金の薄板を和紙の間にはさみ、木づちで打ち延ばして作ります。その厚さはとても薄く、蛍光灯の光などの白色光を、金箔を通して見ると、色がついて見えます。果たしてその色は何色だと思いますか?

ヒント:金色ではありません。

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【09】周期表で原子量の順と原子番号の順が逆転している所があるのはなぜ?

元素の周期表を見ますと、原子量の順と原子番号の順が逆転しているところが3カ所(18Arと19K、27Coと28Ni、52Teと53I)あります。なぜそのようなことになっているのでしょうか?

ヒント:原子量は、どうやって決まっているのでしょうか?

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【10】人肌の温度で液体の単体金属は水銀と、あと何でしょうか?

元素の周期表を見ますと、元素の80%は金属元素です。20℃前後の室温では、水銀のみが液体で、残りの金属元素はすべて固体です。ところが人間の体温程度(36℃前後)では液体になってしまう金属が、水銀以外にあと3種類あります。ただしその3種類のうちの1種類は、地球上に微量しか存在しない半減期の短い放射性元素で、目に見えるような量の金属として取り出すことはとても困難であり、またもう1種類は地球上に比較的大量に存在するものの、反応性に富み、水や空気中の酸素と激しく反応するため、密封した容器の中でしか保存できない金属で、目にする機会もあまりないので、それらを除外した残り1種類の、空気中で安定な、36℃前後で液体となる金属元素を正解とします。

ヒント:アルミニウムと同族の元素です。

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【11】純粋な水は無色と思われていますが、本当に無色でしょうか?

もし薄い薄い色がついているとしたら、厚い層を通して見れば色が見えるかもしれません。たとえば純粋な水を50mぐらいの層にして白い光を照射してその透過光を見たとき、何色に見えると思いますか?

ヒント:澄んだ深い湖、深い海に潜ったとき、差し込んでくる太陽光は何色に見えると思いますか?

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【12】珈琲やココアの香り、何種類の化学物質からできていると思いますか?

勉強に疲れたときに、一杯の珈琲やココアを飲むと、リラックスできる方も多いと思います。あの珈琲やココアの芳しい香りの正体は、主に珈琲豆やカカオ豆を煎った時に生成する化学物質です。その化学物質が私たちの鼻の中まで飛んできて、匂いを感じるのです。はたしてその化学物質、何種類ぐらいだと思いますか? もちろん正確な数はわかりませんが、現在の化学分析機器で測定すると、だいたい何種類ぐらいだと思いますか?

ヒント:10種類ぐらいか、100種類ぐらいか、1000種類ぐらいか、それとももっと?

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【13】世の中に、化学物質でない物質ってあるのでしょうか?

私たちの暮らしているこの世の中は、物質からできています。宇宙空間に浮かぶ太陽も地球も月も火星も、みな物質です。私たちの身体も、毎日の朝食も、教科書やノートや黒板も、窓ガラスや蛍光灯や机やいすも、自動車や飛行機や建築物も、何から何まで物質です。物質の中で、化学物質ではない物質って、あるのでしょうか?

ヒント:“化学物質”という言葉の定義の問題です。

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【14】スズと鉛を混ぜると、何になるでしょうか?

2種類の金属、スズと鉛(なまり)を用意し、高温に加熱して溶かすことによってスズと鉛を混ぜます。冷やすとスズと鉛が混ざった合金ができあがります。このスズと鉛の合金は、何という名前で呼ばれているでしょうか?

ヒント:このスズと鉛の合金は、私たちの生活のなかでよく使われています。そこらじゅうの電気製品の中で使われていますよね。

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【15】元素、水素、酸素などの化学用語を考案したのはどこの誰?

江戸時代、19世紀前半頃の話です。現在私たちが使っているいろいろな化学の専門用語、たとえば元素、水素、炭素、窒素、酸素、塩酸、蟻酸(ギ酸)、硫酸、希硫酸、酢酸、琥珀酸(コハク酸)、蓚酸(シュウ酸)、青酸、蒼鉛、水鉛、尿酸、白金、炭酸、燐酸(リン酸)、澱粉、王水、物質、試薬、金属、塩、酸、金属塩、結晶、溶液、酸性塩、中性塩、圧力、温度、酸化、還元、気化、凝固、煮沸、昇華、蒸気、蒸散、蒸留、親和、飽和、吹管、成分、装置、中和、潮解、沸騰、分析、法則、容積、流体、坩堝(ルツボ)、濾過(ろ過)などを、すべてこのある人物が外国語から日本語に翻訳する過程で考案し、著書で発表しました。この人物によって日本における化学用語は一挙に確立され、その大部分は今日まで変わらず使われ続けているのです。

ヒント:この人物は、長崎にやってきたドイツの医師シーボルトととも学術交流があったそうです。

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【16】駒込ピペットの“駒込”って、どのような意味なのでしょうか?

駒込ピペットは、安全球を備えたピペットの一種であり、ゴム乳頭を取り付けて使用します。日本では医薬領域をはじめ、生物系、化学系などの研究現場や、中高大などの理科系実験室に広く普及して愛用されています。目盛付と目盛なしのものがあり、目盛はあってもそれほど正確ではありません。しかしゴム乳頭と安全球を備えており、液体を安全に迅速に量りとることができます。麻酔性薬液、毒性溶液、細菌液、刺激性物質、危険試薬などを採取するのにとても都合がよいのです。ところで、駒込ピペットの“駒込”って、どのような意味なのでしょうか?

ヒント:東京に土地勘のある方なら、連想できるかもしれません。

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【17】マグネシウムとマグネット(磁石)って、何か関係があるのでしょうか?

磁石を英語でマグネット(magnet)といいます。一方、アルカリ土類金属であるマグネシウムは英語でmagnesiumといいます。どちらの語句も"マグネ〜(magne〜)"となっていますが、これらの語句の間には何か関係があるのでしょうか? それともただの偶然なのでしょうか?

ヒント:古代ギリシャに"マグネシア(magnesia)"という地名があったそうです。

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【18】アンモニアとアンモナイトって、何か関係があるのでしょうか?

鼻が曲がるような臭い気体アンモニア(ammonia) NH3と、古生代のデボン紀から中生代末まで生存していた軟体動物頭足類のアンモナイト亜族に属する化石動物のアンモナイト(ammonite)、なんの関係もなさそうですが、妙に名前が“アンモ〜(ammoni〜)”と似ていますが、これは偶然でしょうか、それとも何か関係があるのでしょうか?

ヒント:古代エジプトの神、アモン(Amon)(またはアメン(Amen))は、ギリシャ語ではアンモン(Ammon)といいます。

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【19】セレンディピティーってどのような意味なのでしょうか?

「セレンディピティー(serendipity)」という言葉は、「セイロン(現在の国名はスリランカ(パーリ語で「輝ける島」))の3人の王子(セレンディップの3人の王子"The Three Princes of Serendip")」というおとぎ話が語源です。このおとぎ話の中で3人の王子は、成長の過程で徳、知恵、学問の研鑽を積み、慎み深く賢い大人となり、王位を継ぐための教育の仕上げとして王国を出て、世界を旅することになります。ドラゴンなどの危険な怪物を退治する液体の強力な薬の調合方法の書かれている巻物を探してきなさいと父親である王様に言われ、幾多の困難に出会いますが、求めていなかったものをいつも偶然や賢明さによって見つけ出し、困難を乗り越えていきます。

ヒント:自然科学の研究で、このセレンディピティーはとても重要です。

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【20】水蒸気と湯気って、何か違うのでしょうか?

沸騰しているお湯の入ったやかんからは、白い煙が吹き出しています。あの白い煙は湯気ゆげ?それとも水蒸気?

ヒント:湯気は液体でしょうか、気体でしょうか? 水蒸気は気体ですよね。

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【01】周期表の元素記号で一度も使われていないアルファベットは何と何?

答.JとQ

アルファベットの“J”と“Q”は、原子番号1〜110の元素の元素記号としては一度も使われていません。ただし、まだ元素名が未確定で暫定的に付けられている原子番号111番以降の元素の元素名として“Q”は登場しています。たとえば、原子番号114元素の元素名は、暫定的にウンウンクアジウム“Unq”と呼ばれています。

参考デ−タ:
         → 元素記号に用いられているアルファベット一覧表

         → IUPAC(国際純正および応用化学連合)の周期表

→ 問題【01】に戻る































































【02】赤い光と緑色の光を混ぜると、何色になるでしょうか?

答.黄色

赤い光と緑色の光を混ぜると、黄色の光になります。

→ 問題【02】に戻る































































【03】青い光と黄色の光を混ぜると、何色になるでしょうか?

答.白色

青い光と黄色の光を混ぜると、白色の光になります。

→ 問題【03】に戻る































































【04】銅と亜鉛を混ぜると、何になるでしょうか?

答.黄銅=真ちゅう (brass)

銅と亜鉛の合金は、黄銅もしくは真ちゅう(真鍮)と呼ばれています。真ちゅうは英語で言うと、brass(ブラス)です。ブラスでできた楽器(金管楽器)で演奏する楽団のことを、よくブラスバンドと呼びますよね。

→ 問題【04】に戻る































































【05】銅とスズを混ぜると、何になるでしょうか?

答.青銅(ブロンズ)

銅とスズの合金は、青銅もしくはブロンズと呼ばれています。青銅は英語で言うと、bronze(ブロンズ)です。ブロンズの銅像はよくありますよね。

→ 問題【05】に戻る































































【06】鉄の表面に亜鉛めっきしたものを、一般に何と呼ぶでしょうか?

答.トタン

亜鉛めっき鋼板のことを、一般にトタンと呼びます。トタン屋根、トタンの看板などが有名です。金属のイオン化傾向を見ますと、鉄より亜鉛の方がイオン化傾向が大きいことが分かります。トタンは屋外の雨ざらしで使われることが多いのですが、亜鉛の方がイオンになりやすいので、表面の亜鉛が亜鉛イオンとなって溶け出し、鉄は鉄イオンになる(酸化する)ことなく守られます。表面に傷がついて鉄が少々露出してしまっても、亜鉛が先に溶けるので鉄は腐食されにくいのです。しかし表面の亜鉛が溶けてなくなってしまうと、鉄は錆びて腐食してしまいます。

→ 問題【06】に戻る































































【07】鉄の表面にスズめっきしたものを、一般に何と呼ぶでしょうか?

答.ブリキ

薄鋼板にスズをめっきしたものをブリキと呼びます。缶詰の缶、茶筒の缶、王冠、玩具などでブリキ製のものは身近にたくさんあります。金属のイオン化傾向を見ますと、鉄よりスズの方がイオン化傾向が小さいことが分かります。イオンになりにくいスズで守られているので、スズの下の鉄は酸化されないのです。もし傷が付いてスズの下の鉄が露出してしまうと、鉄は錆びて腐食してしまいます。

→ 問題【07】に戻る































































【08】金箔(金ぱく)に透かして白い光を見ると、何色に見えるでしょうか?

答.緑色

金箔に透かして蛍光灯の光などの白い光を見ると、緑色に見えます。

→ 問題【08】に戻る































































【09】周期表で原子量の順と原子番号の順が逆転している所があるのはなぜ?

答.天然にはいろいろな同位体があり、

  原子量は、その重みつき平均値

  だから

 自然界に存在する元素の多くは、数種類の異なる安定同位体をもっています。そして自然界におけるそれら同位体の存在度(原子百分率)も測定されています。たとえば原子番号18のアルゴンは、自然界には質量数36のものが0.3365(30)%、38が0.0632(5)%、40が99.6003(30)% 存在します。一方原子番号19のカリウムは、質量数39が93.2581(44)%、40が0.0117(1)%、41が6.7302(44)%存在します(※カッコ内の数字は誤差で、存在度の値の末尾の数値に対応します)。すなわち、原子番号18のアルゴンは質量数40の同位体が最も多く存在しており、一方原子番号19のカリウムは質量数39の同位体が最も多く存在しています。

 それぞれの同位体の質量は、質量数12の炭素原子の原子質量を12とする基準に基づいて表すことができます。たとえば質量数36のアルゴン(36Ar)は35.96754626、質量数38のアルゴン(38Ar)は37.9627322、質量数40のアルゴン(40Ar)は39.962383124であり、質量数39のカリウム(39K)は38.9637069、質量数40のカリウム(40K)は39.96399867、質量数41のカリウム(41K)は40.96182597となります。

 周期表に掲載されている原子量は、人間が生活している地球の世界で、各元素の同位体の存在度(原子百分率)を測定し、同位体の質量数に存在度の重みをつけて平均化したものです。アルゴンの場合は、質量35.96754626の36Arが0.3365%、質量37.9627322の38Arが0.0632%、質量39.962383124の40Arが99.6003%、それぞれ地球において、平均的にはそのような割合で存在していますので、その原子量は、35.96754626×(0.3365÷100)+37.9627322×(0.0632÷100)+39.962383124×(99.6003÷100) = 39.948 と計算することができます。

 同位体の存在度(原子百分率)は、地球上のいろいろなところから元素を採取したときの平均値ですからばらつきがあります。そのばらつきの大きさは、元素の種類によって異なりますから、元素によって原子量の精度(小数点以下の桁数)は異なってきます。アルゴンの場合の原子量は、2001年現在の同位体存在度デ−タに基づく計算結果によりますと、39.948(1)とされています(※カッコ内の数字は誤差で、原子量の値の末尾の数値に対応します)。

 本題に戻りますが、そのようにして原子量を求めると、原子番号18の元素アルゴンよりも原子番号19の元素カリウムの方が原子番号が大きくても原子量は小さくなります(※カリウムの原子量は、2001年デ−タで39.0983(1)となります)。

 なお、地球における同位体の存在度と、火星など他の惑星での同位体の存在度は、元素によっては異なる場合があります。つまり、地球における原子量と火星における原子量は、わずかですが異なってくることがあります。地球に落下してきた隕石が太陽系のどこから来たのか、隕石を構成する元素の同位体組成を測定することによって、判明することがあるのです。

→ 問題【09】に戻る































































【10】人肌の温度で液体の単体金属は水銀と、あと何でしょうか?

答.ガリウム

ガリウムの融点は約30℃です。ガリウムは融点が低く液体として存在する温度領域が広いので高温用温度計として使われています。また半導体の材料としても重要な元素です。ガリウムは空気中でも水中でも安定です。天然に存在しているガリウムの同位体は2種類ありますが、どちらも放射能はもっていません。水銀とガリウム以外に36℃前後で液体となる金属は、セシウムとフランシウムです(ルビジウムの融点は約39℃ですので、40℃まで温度を上げればもう1種類増えます)。セシウムの融点は約28℃、フランシウムの融点は約27℃です。セシウム金属は水中に投ずると激烈に反応を起こして水素を発生し発火して爆発するなど反応性が高いため、普通化学の実験室でも目にする機会はほとんどありません。放射性元素フランシウムに至っては、最も長い半減期の同位体でもその半減期が約22分間と短いため、そもそも秤量可能な量の単体金属として取り出すことが事実上不可能です。よってフランシウムの融点は、実験結果として求めたのではなく理論的な推定値です。余談ですが、フランシウムの元素名はフランスに由来、ガリウムの元素名もフランスの古名:ガリア(Gallia)に由来します。フランスの国名に由来する2つの元素の金属が、どちらも人肌の温度で液体となるというのも面白い話ですね。

→ 問題【10】に戻る































































【11】純粋な水は無色と思われていますが、本当に無色でしょうか?

答.青色

 コップに水をいれたぐらいでは、色があまりに薄すぎて人間には無色にしか見えません。しかしたとえば純粋な水を50メートルもの層にした場合は、その透過光はかなり濃い青色に見えます。水分子は赤い光をほんの少し吸収するので、水に白い光を透過させたときには、青く見えるのです。

 海岸から海を見たときに海の色が青く見えるのは、この水分子による赤い光の吸収が一因ですが、この場合は他にもいろいろな現象、たとえば水中の微粒子による光の散乱、密度ゆらぎによる光の散乱などが関係していますし、さらに他にも、空の青い色が水面で反射して見えていたり、海底が浅い場合は海藻・海草の色が見えていたり、水中の微粒子、プランクトンなどの色が関係していたり等々、実際の海岸から見た海の色の原因はとても複雑です。岡山理科大学の近くの岡山駅からJR瀬戸大橋線・高松行「マリンライナー」で約25分間で瀬戸内海のすぐそばの児島駅に着きます。瀬戸内海は波も穏やかな美しい海ですが、いつも同じ色をしているわけではありません。快晴の日と曇天の日では海の色が違いますし、季節によっても、場所によっても、時間によっても、微妙に海の色は異なります。世界に目を向ければ、黄海、紅海、黒海と呼ばれる海があること一つとっても、海の色は青を基調としながらも実際は千差万別であることが実感できます。

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【12】珈琲やココアの香り、何種類の化学物質からできていると思いますか?

答.3000種類前後

正確には不明ですが、現在の化学分析機器(ガスクロマトグラフィーなど)で一生懸命分析すると、3000種類前後の化学物質が検出できるそうです。

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【13】世の中に、化学物質でない物質ってあるのでしょうか?

答.ない

私たちの身のまわりに存在する物質は、混合物と純物質に分類することができます。化学という学問は、混合物を分離し、それぞれ純物質として取り出し、それぞれの純物質のもつ性質を詳しく調べ、純物質と純物質を計画的に混ぜて反応させて、これまでにない新しい純物質を作り出したり、同様に純物質と純物質を計画的に混ぜて反応させて、人間の役に立つ純物質を大量に作り出したり、といったことをする学問です。化学の研究の対象となる純物質のことを化学物質と呼んでいます。世の中の物質は混合物であることが多いですが、化学の知識と技術で分離すれば、純物質として取り出すことができます。ですから、どんな物質でも、化学物質からできているのです。人間の栄養となる純物質、毒のある純物質、自然環境を破壊する純物質、自然環境を破壊する純物質を壊す純物質、私たちの世の中が物質の世の中である以上、化学物質を理解し、操作する化学という学問は、未来の地球を支える中心的な学問といえます。

参考デ−タ:
         → 化学の魅力

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【14】スズと鉛を混ぜると、何になるでしょうか?

答.半田(ハンダ)

 スズと鉛の合金は、融点がとても低いので(200℃前後)、金属の接合剤としてよく使われています。たとえばラジオなどの電気製品を作るとき、トランジスタ、抵抗、コンデンサーなどの電子部品を、半田をはんだごてで溶かしてハンダ付けして、基板上に組み立てていきます。半田の語源は、半田銀山(現在の福島県伊達郡桑折町にある半田山(863m))とする説や、スズ産出国として有名なマレーシアのバンダ(Banda)島の名にちなむ説など、諸説あるようです。

 半田銀山は、かつては日本有数の銀山として、銀、金、鉛などを生産していました(昭和25年閉山)。余談になりますが、岡山理科大学は、岡山市の半田山(約90m)という山の上にあります(新幹線の車窓からも見えます)。福島県伊達郡桑折町の半田山と同じ名前の山の上にあるのです(標高は十分の一程度ですが)。山の斜面は岡山市の管理する半田山植物園という興味深い植物園となっています。広い園内には、約3,200種、約15万本の植物が植えられており、四季折々の花々が一年中、次々と咲き乱れています。半田山植物園は桜の名所としても有名で、化学科のいくつかの研究室では4月に新メンバーを迎えた際に、満開の桜の下で花見を楽しみながら懇親を深めています。

 さらに余談になりますが、明治の有名なジャーナリスト石川半山(いしかわはんざん:1872〜1925、東京毎日新聞主筆)の号の“半山(はんざん)”は、岡山理科大学のある岡山市・半田山(はんだやま)がそのペンネームの由来だそうです(石川半山は岡山出身です)。半山は足尾銅山の鉱毒事件で田中正造に様々な助言をし、それにより田中正造は衆議院議員を辞職、翌年明治天皇への直訴を試みたといいます。この時の経緯は、NHKの「その時歴史が動いた」田中正造 足尾鉱毒事件に挑む〜環境保護運動 ここに始まる〜(2002年2月20日放送)でも紹介されました。半山は様々な著作もあり、また多方面で活躍しており、とても紹介しきれませんが、例えばこんな話も有名です。「ハイカラ(high collar)」という言葉、広辞苑では“(「たけの高い襟」の意)、西洋風を気どったり、流行を追ったりすること。またその人。”と説明されていますが、この言葉、実は半山の造語と言われています。明治31年〜32年頃、新聞紙面で半山がハイカラーという言葉で洋行帰りの人々をたびたび冷評し、この言葉は定着したようです。

 半山の名の由来となった半田山の山頂は、現在は岡山理科大学の50を超える建物(さらに岡山理科大学附属高等学校、附属中学校の建物群も)が連立していますが、戦国時代には城が聳(そび)えていました(“岡山市史”, 第2巻, 昭和11年)。城主は林玄蕃、古城があった詳しい年代は不明なのですが、後世の城址は“半田ノ城山”と呼ばれ、七段の段状で本丸からは岡山市を一望の下に見渡すことができました。半田山の城は戦国時代における岡山の北方の固めとして、攻防の勢いを制する地点であったのです。また明治42年には、半田山に第17師団により午砲台が設置され、正午を知らせる号砲が打たれていました。大正14年に第17師団が廃止された後は岡山市が午砲の運用を継承し、昭和4年まで正午に“ドン”と打たれていました(日笠俊男著“半田山の午砲台”, 吉備人出版2004年)。当時半田山で打たれた大砲の音は、岡山市全域に聞こえていたそうです。

 戦国時代には岡山の北方を守る城として、明治〜昭和初期には岡山の時刻を守る午砲台として、そして現在は理科・科学の活気あふれる岡山理科大学キャンパスや植物園として、半田山は長い年月を重ねています。戦国時代、岡山の半田山の城がなぜ半田城と呼ばれていたか、その語源は現在不明です。スズと鉛の合金=半田や、福島県の半田山(半田銀山)などと関係があるのかないのか分かりませんが、何か縁を感じますね。

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【15】元素、水素、酸素などの化学用語を考案したのはどこの誰?

答.岡山の津山藩の藩医、

  宇田川榕菴

岡山理科大学の近くにある岡山駅から、津山線に乗って約45分で津山駅に到着します。現在は岡山県津山市と呼ばれるこの場所は、江戸時代には津山藩と呼ばれていました。宇田川家は代々、津山藩の藩医であり、代々優秀な人材に恵まれ(岡山県下最初の洋学者玄随、その養子・玄真、その養子・榕菴など)、江戸時代後期から明治時代にかけて日本の学問(洋学) の発達に大きな功績を残しています。特に榕菴は、フランス語の百科全書をオランダ語に翻訳されたものを和訳する作業を通して西洋の学問体系に触れ、化学に多大な興味関心を抱いて化学の勉強を進め、日本で初めての化学の専門書“舎密開宗(せいみかいそう)”をまとめ上げ、出版しました。

 この舎密開宗は、ヘンリーの法則で有名なイギリスの化学者William Henry(1774-1836)の著書"An Epitome of Chemistry"(1801)を、オランダの化学者イペイがオランダ語訳した"Chemie Voor Beginnende Liefhebbers"(1805)をさらに榕菴が日本語に翻訳し、さらにその他の専門書二十数冊を参考に実験・考察を加えた本格的な体系的化学書(全21巻、1837-47)です。近代化学の父と言われるフランスの化学者ラヴォアジエ(Antoine Laurent Lavoisier,1743-1794)が“化学概論”を出版したのが1787〜1789年、それから半世紀も経たずに日本で体系的な化学専門書が出版されていたことは日本の化学史上、特筆すべき事です。

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【16】駒込ピペットの“駒込”って、どのような意味なのでしょうか?

答.東京都駒込区にある

  駒込病院で開発されたの

  で、その名前がついた

明治12年にコレラの避病院として東京の駒込に設立された駒込病院で、大正時代に五代目院長・二木謙三先生がこのピペットを考案、駒込病院の名前から現在でも「駒込ピペット」と呼ばれています。駒込ピペットはホールピペットの改良型ですが、計量器としての計量法の検定を受けずに、低コストで生産、販売することを狙ったピペットで、日本では特にその名称と共に普及しています。みなさんも理科室、化学室で一度は使ったことがあるのではないでしょうか。海外ではピペットに駒込ピペットのような分類はなく、あえてこの駒込ピペットを呼称する必要のある場合は、英語でもそのまま"komagome pipette"と呼ばれているようです。海外の理化学機器メーカーのカタログを見ますと、駒込ピペットはあまり掲載されていないようです。使ってみると、とても便利なのですけどね。

参考デ−タ:
         → 東京都立駒込病院

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【17】マグネシウムとマグネット(磁石)って、何か関係があるのでしょうか?

答.関係がある可能性は

  ある

 アジアでは、現在の中国河北省磁県で紀元前から今で言う磁鉄鉱が採れておりました。欧州では、紀元1世紀、プリニウス(大プリニウス)のまとめた“博物誌(Historia Naturalis)全37巻”に、ギリシャ語「マグネスの石」と呼ばれていた、今で言う磁鉄鉱が記載されています。マグネスというのは、マグネシア地方の地名のことであるという説や、この磁鉄鉱(magnetite)を発見した羊飼いの名前であるという説などが知られており、正確な語源は不明です。

 マグネシア地方では、昔から様々な鉱石が採れたようです。それらの鉱石は色で区別され、「白色マグネシア」、「黒色(褐色)マグネシア」などと呼ばれていました。

 白色マグネシアの正体は、主に、現在で言う滑石=タルク(talc, 理想化学組成=Mg3(Si4O10)(OH)2)であり、マグネシウムを含む粘土鉱物の1つでした。炭酸マグネシウムを主成分とする菱苦土石も当時、似たような名前で呼ばれていたようです。

 「黒色(褐色)マグネシア」は「マンガナス(manganese)」とも呼ばれており、その正体は現在の言葉で言う軟マンガン鉱でした。

 1774年、マンガンは黒色マグネシアを木炭と強熱することにより単離されました。この単離された新元素(現在で言うマンガン)は、鉱石名「マンガナス」に由来して当初、「マンガネシウム(manganesium)」と名付けられました。ところが1808年に「白色マグネシア」から別の新元素(現在で言うマグネシウム)が発見され、この新元素は当初「マンガネシウム(manganesium)」と混同しやすいとして「マグニウム(magnium)」と名付けられました。けれどもいつの間にかこの元素は「マグネシウム(magnesium)」と呼ばれるようになりました。マグネシウムとマンガネシウムではまぎらわしいとして、マンガネシウムの方は後日マンガン(manganese)と呼ぶように提案され、現在に至っています。

 “マグネット”が地名のマグネシアが語源であるかどうか定かではありませんが、“マグネシウム”、“マンガン”は明らかにマグネシア地方の地名が語源です。“マグネット”、“マグネシウム”、“マンガン”いずれの名前も歴史の中で紆余曲折して現在に至っておりますが、古代ギリシャの地名"マグネシア(magnesia)"と縁はあるようですね。

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【18】アンモニアとアンモナイトって、何か関係があるのでしょうか?

答.関係がある。

  語源はどちらもアメン神

ツタンク-アーメン(Tut-Ankh-Amen, ツタンカーメン)という14世紀エジプトの王(ファラオ)はみなさんご存じのことと思います。アメン(Amen)はアモン(Amon)とも呼ばれますが、古代エジプトの有名な神の名前です。アメン神(アモン神)は広く崇められ、その神殿には各地からラクダに乗って大勢の人々が巡礼に訪れたといいます。神殿のそばは、いつのまにかラクダの排泄物が山となり、そこから塩に似た結晶(今で言う塩化アンモニウム)が得られ、アメン神の塩と呼ばれていたそうです。この「アメン神(アモン神)の塩」が語源となり、NH3はアンモニア、NH4+はアンモニウムイオンと現在は呼ばれています。アミノ酸(amino acid)、アミン(amine)、アミノ基(amino group)、アンミン(ammine)等々、このアンモニアが転じて生じた化学の専門用語はたくさんあります。

 このアメン神(アモン神)の使者は巻き角のヒツジだそうです。アメン神(アモン神)の頭にもこの巻いた角が生えています。この巻いた角の渦巻き具合は、オウムガイの殻とよく似たアンモナイト化石にそっくりです。アメン神(アモン神)の巻いた角そっくりの石という意味で、この古代紀〜中生代末に生きた軟体動物頭足類の殻の化石は、現在ではアンモナイト(ammonite)と呼ばれています。

 ところで、アラビア半島北西部のヨルダン・ハシミテ王国の首都の名前「アンマン」は、やはりアメン神(アモン神)の名前が由来であるという説があります。

 古代エジプトの有名な神アメン(アモン)が、アンモニア、アミノ酸、アミン(アンモニアの水素原子を炭化水素基で置換した化合物)、アンミン(アンモニアが金属イオンに配位したときの名称)、アンモナイト、アンマンなど、現代に生きる様々な言葉の語源になっているというのは、とても不思議で面白い話ですね。

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【19】セレンディピティーってどのような意味なのでしょうか?

答.偶然、貴重なものを

  発見すること、または

  その能力

"seredipity"は、「目的以外のことで偶然得られた大発見」「思わぬものを偶然発見する能力」といった意味の語句で、18世紀にイギリス人作家Horace Walpoleによって作られた英単語です。少し大きめの辞書や百科事典にはこの"seredipity"という英単語の説明が掲載されているかと思います。英語の単語の中でも、とても幸せな意味の単語であるこの"seredipity"について、是非調べてみてください。語源となったおとぎ話は、最近日本語でも全訳が出版されています(Elizabeth Jamison Hodges翻案「セレンディップの三人の王子」バベル・プレス 2004年)。

 自然科学の研究では、このセレンディピティーにより大発見がなされてきました。偶然とは文字通り、予期できない時に突然予知できない事が起こることです。しかしいざそれが起こったとき、その偶然を認識し、思索を深めて発明や発見につなげるためには、その偶然に出会った人が旺盛な好奇心や深い認知力と洞察力などに富んでいることが不可欠なのです。そのような準備の出来ていない人の場合は、目の前でそれが起こっても、それを認識できずに見逃してしまいます。自然科学の研究は、思った通りに進行しているうちは大発見とはならないもので、思わぬことが起こったときこそが大発見となるものです。

 大学の卒業論文作成のための研究で、特に実験系の研究室では、指導教員は「セレンディピティー」が訪れる可能性のあるテーマを学生に与えてくれることが多いと思います。そもそも実験系の研究というものは、ある程度の予測はあるものの、実際にはやってみなければ分からないことが多いのです(だから"実験"するのです)。それに対して1年生、2年生などで受講する学生実験は、いわば答えの決まっている(分かっている)実験で、「セレンディピティー」が訪れる可能性のあるテーマではありません。

 岡山理科大学理学部化学科では、Mコースでは3年次から、Gコースでは4年次から、どこかの研究室に配属となり、研究現場の最前線で研究(実験)を行います。常日頃「セレンディピティー」を養っていれば、あとは運次第で幸運の「セレンディピティー」が訪れるかもしれません。教員の指示どおり着実に実験を行い、よくよく観察してしっかり記録をとって洞察するうちに、もしかすると指導教員の予測も付かない大発見が学生の目の前に訪れる可能性がないとは言えないのです。たとえば、新しい化合物の合成の研究で、狙っていたものではない思いもかけない面白い新しい化合物が合成できてしまった、ということはよくあることです。

 旺盛な好奇心を持ち、深い認知力と洞察力を養っていれば、研究室配属後の実験現場では「セレンディピティー」的な大発見が訪れることを期待して実験・研究を楽しむことができます。

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【20】水蒸気と湯気って、何か違うのでしょうか?

答.水蒸気は気体

  湯気は液体

湯気ゆげは小さな水(液体)の粒の集まりで、白い光で照らせば白い光が散乱して白っぽく見えます。一方、水蒸気は水が蒸発・沸騰して気体になったもので、無色透明の気体です。

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