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大学院化学専攻   岡山理科大学  
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修士課程 化学専攻

 化学専攻では、化学が生命および物質科学の基礎を担っているという認識のもとに、豊富な機器を駆使した実験研究に基づく実践的な教育を行っています。

 研究系列は、分析化学、有機化学、物理化学、無機化学、および固体化学の5系列から成っています。

 個々の研究は多岐に渡っており、新しい分析試薬の開発、回転異性体の研究、生理活性天然物の合成研究、生体高分子の研究、界面構造の研究、低次元化合物の合成、物性研究、キュバン型モリブデン金属錯体の研究、遷移金属カルコゲナイド超伝導材料の開発、伝導性有機化合物の分子配列制御の研究など、特色のある研究が行われています。

 教育面では各系列のセミナーが実験報告を兼ねて毎週開催されており、内外の講師による研究紹介も折りに触れて行われています。このような基礎を踏まえて化学専攻の学生は研究の実験面において中心的な役割を担って活躍しており、その成果に関して全員が学会発表を経験しています。

 したがって化学専攻の修了生は、実験で身に付けた実践的な力を役立て、物質科学、環境科学、あるいは生命科学の担い手として、広く社会に貢献しています。

博士課程(後期) 材質理学専攻

 本専攻は化学・物理・生物などの狭い分野にとらわれず、学際領域の立場からマテリアル・サイエンス(材料科学)を探求する目的で1978年に設立されました。現在、本専攻には天然物有機化学・有機合成化学・生物多様性・生体機能化学・分子生物学・分子設計・錯体化学・界面化学・無機固体化学・理論物理・極限物性・固体物性・放射線物理・量子物性・地球物性の15講座があり、教員総数47名を擁しています。それぞれの講座が相互に有機的な関係を維持しつつ教育・研究をすすめることで、専門以外の分野にも精通し、諸問題に柔軟に対処できる有為な研究者・技術者の養成を目指しています。

 学位取得者には、専門分野の基礎知識のみならず、応用能力と自立して研究できる資質が要求されます。このため、在学中は問題点を自発的に見い出し、実験やシミュレーションを繰り返し、その結果について指導教員と議論を深め、問題解決に邁進する研究生活が課せられます。また、各種学会・研究会・国際会議で研究成果を発表することで発表能力を高めるとともに、国内外の研究者との交流を通じて人間性豊かな人材の育成にも努めています。

 先端技術産業を支える各種機能性材料の研究・開発の必要性は益々高まっており、材質理学専攻修了生には大きな期待が寄せられています。

 
 
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